一般歯科・小児歯科・矯正歯科・口腔外科・特殊外来・訪問診療の朝日大学PDI岐阜歯科診療所

• 静脈内鎮静法のご案内
• 歯科治療に恐怖心のある方
• 嘔吐反射の強い方
• 血圧の高い方
• 静脈内鎮静法の流れと注意事項
• 患者様のご紹介について
• お問い合わせ

静脈内鎮静法のご案内

静脈内鎮静法にかかる費用

• 患者さんの健康保険を使用します。
• インプラントなどの自費診療で静脈内鎮静法を行う場合には、健康保険を使用することはできません。
• 自費診療の場合は治療内容によって費用が異なりますので、担当医までご質問ください。

歯科治療に対して恐怖心の強い方

本邦では約500万人の方が歯科治療に対して強い恐怖心があるといわれています。
歯科治療に対して恐怖心が強いことは決して珍しいことはではありませんので、お気軽にご相談ください。
患者さまがより快適に治療できる方法を一緒に考えましょう。

お口の中にものが入ると「オエッ」となる方もご相談ください

お口の中に異物が入ると「オエッ」となる嘔吐反射は、生体が異物を排除しようとする防御反射のひとつです。体の反応としては自然なことではありますが、反射が強すぎると歯科治療の妨げになることが多くあります。

静脈内鎮静法で嘔吐反射を和らげることもできますので、担当医にご相談ください。

静脈内鎮静法は歯科治療の恐怖心や不安をとるだけでなく、血圧をコントロールして、体にかかる負担を軽減することも可能です

白衣高血圧
自宅では大丈夫なのに、歯医者さんに来ると緊張して血圧が高くなることがよくあります。

心臓に持病のある方（心筋梗塞や狭心症）にも有効です。

静脈内鎮静法の安全性

• 静脈内鎮静法は日本歯科専門医機構および日本歯科麻酔学会認定の歯科麻酔専門医が行いますので、安全性には十分に配慮しております。
• 治療中の安全性を高めるために、さまざまなモニタを使用させていただきます。

• 血圧計
• パルスオキシメータ
• カプノメータ
• 心電図
• 脳波モニタ

静脈内鎮静法の流れと注意事項

お申し込み

• 歯科治療に対して恐怖心や不安感の強い方、嘔吐反射が強い方、血圧の高い方は担当歯科医師にご相談ください。
• 患者さまの体調や治療状況に応じて、担当歯科医師がおすすめする場合もあります。
• 近隣の開業歯科医の先生からの紹介も随時お受けしています。
  お気軽にご紹介いただけますと幸いです。

術前診察と注意事項の説明

• 歯科麻酔専門医による術前診察と注意事項の説明を行います。
• お薬を使用した全身的治療になりますので、病歴や服薬歴などを伺います。
• お薬手帳をお持ちの場合は必ず持参してください。
• 必要に応じて、かかりつけ医の先生と連携しながら治療を行います。

治療日の決定

• 患者さまのご希望に沿って治療日を決定します。
• 静脈内鎮静法を行う場合、治療時間は１〜２時間、回復時間に20分前後は必要となりますので、時間に余裕をもって予約してください。

治療当日の食事制限

• 予約時間の６時間前から絶食となります。
• 予約時間の２時間前から飲み物も制限させていただきます。

＊食事制限が守られていない場合は延期となりますのでご注意ください。

静脈内鎮静法を行いながらの歯科治療

• お薬を使用して、ウトウトとした状態でお口の中の治療を行います。

＊治療中は指先に呼吸状態を評価するモニタを装着しますので、
　マニュキュアやつけ爪等ははずしてご来院ください。

帰宅

• 治療後に20分程度休んでいただいてから帰宅していただきます。

＊静脈内鎮静法後は、自動車や自転車などをご自身で運転することはできません。