睡眠時無呼吸症候群
どうしてイビキをかくの?
習慣的にいびきをかいている人の多くが、寝ている間に何十回も呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群だといわれています。無呼吸は睡眠不足による過度の眠気や、高血圧・不整脈・虚血性心疾患といった循環器疾患を誘発します。治療の一つに歯科的装具(マウスピース)を口の中に装着して、いびきや無呼吸を改善する方法があります。
どんな原因があるの?
- 鼻炎などによって鼻で呼吸ができなくなる。
- アデノイドや扁桃の肥大によって咽頭が狭くなっている。
- 舌が落ちこんで気道が狭くなっている。
睡眠時無呼吸症候群ってなに?
睡眠中、断続的に無呼吸(10秒以上続く)が何十回も起こり、日中の眠気などを引き起こす疾患です。
- 中枢型・・・呼吸運動そのものが停止
- 閉塞型・・・無呼吸中も呼吸努力がみられるもの
- 混合型・・・1と2が混合
どうやって治療するの?
- 睡眠時無呼吸症候群が疑われるときは、医科を受けていただきます。一泊入院して検査をうけた後、歯科での治療になります。
- 歯科では閉塞型睡眠時無呼吸症候群の方を対象に、スプリントを口の中に入れる治療を行っています。
- スプリント(写真下)を入れる事によっていびきや無呼吸を改善していきます。